この記事で扱う4社のうち、高皇産霊神社は野々市市側(野々市市押野1丁目)にあります。ほかの3社は金沢市です。

西金沢のまわりの秋祭りは、9月の半ばから10月の頭にかけて、神社ごとに少しずつずれて行われます。米泉町の米日吉神社は9月の敬老の日の前日、押野の高皇産霊神社は10月10日。同じ「秋祭り」でも、日の決め方からして違います。

このサイトで取り上げてきた神社について、出典で確認できた祭礼日を並べてみました。

4社の祭礼日を一枚に

神社所在地春秋出典の種類
米日吉神社金沢市米泉町8丁目4月14〜15日9月の敬老の日の前日兼務する春日神社のサイト
高皇産霊神社野々市市押野1丁目4月1日10月10日兼務する春日神社のサイト
中村神社金沢市中村町5月3日10月9日民間の寺社紹介サイト
白鳩神社金沢市無量寺―令和8年は9月20日加賀獅子保存協会のスケジュール

出典の種類をわざわざ書いたのは、確からしさに差があるからです。米日吉神社と高皇産霊神社は、宮司が兼務している増泉の春日神社が、それぞれの年間行事を公開しています。中村神社の日付は民間サイトの紹介で、白鳩神社は獅子舞の活動スケジュールに載っていた今年の日付です。

行事の日程や時刻は年によって変わることがあります。おでかけ前に各神社・保存会の案内でご確認ください。

米日吉神社 — 敬老の日の前日と、子どもの太鼓

米泉町の氏神、米日吉神社の年間行事は、春日神社のサイトに次のように載っています。

  • 4月14〜15日:例祭(春季祭)
  • 9月の敬老の日の前日:秋季祭、子供神輿
  • 11月23日:新嘗祭

秋は日付ではなく「敬老の日の前日」と決まっているので、毎年日曜日になります。令和8年でいえば、敬老の日が9月21日なので、前日の9月20日です。

春日神社の平成27年の記事によると、秋祭りのあとには子どもたちが太鼓を打ち鳴らして各町会を練り歩き、これを神様が氏子のもとへ歩み寄って各戸を祓い清めるものとして「伝統行事」と紹介しています。同じ記事では、それまで午後に行っていた子ども太鼓の行列を、地域の要望で午前10時に繰り上げ、秋季祭の開式も午前9時30分に早めたと書かれています。

高皇産霊神社 — 10月10日と、市境をまたぐ氏子

押野の高皇産霊神社(たかみむすび)は、春祭りが4月1日、秋祭りが10月10日です。どちらも日付で決まっています。

石川県神社庁の登録では、氏子区域は金沢市押野2〜3丁目と野々市市押野1〜7丁目。神社は野々市市側にありますが、秋祭りの日には金沢市側の押野の人たちも同じ神社の氏子です。押野がどうして二つの市に分かれたのかは、押野はなぜ金沢市と野々市市に分かれているのかに書いています。

中村神社と白鳩神社

中村町の中村神社は、民間の寺社紹介サイトで、例大祭が5月3日、秋季例大祭が10月9日と紹介されています。

中村神社の祭礼日は、石川県神社庁の登録ページには記載がなく、今回の調べでは神社の公式な案内では確認できていません。

無量寺の白鳩神社は、秋祭りに無量寺町加賀獅子保存会が獅子舞を奉納します。令和8年は9月20日、朝6時から夜7時ごろまで町内を回る予定になっていました。詳しくは白鳩神社と、無量寺町の加賀獅子にまとめています。

わからなかったこと

獅子舞が残っているのは、今回の調べでは無量寺の白鳩神社だけ確認できました。

米泉・押野・示野・二塚・大額に獅子舞が伝わっているかどうかは、今回の調べでは確認できていません。示野神社・大額稲荷神社の例祭日も、出典を見つけられていません。

地元で祭りに関わっている方、ご存じの方がいれば、ぜひ教えてください。3つの神社の由来の違いは、三者三様の由来 — 西金沢まわりの3つの神社でも紹介しています。

参考