兼六園もひがし茶屋街も、西金沢からなら電車3分+バス10分ほどで着きます。乗り換えは金沢駅での1回だけ。県外から来た家族や友人を案内するときも、西金沢を出発点にして困ることはありません。

この記事では、西金沢駅から金沢駅へ出て、周遊バスで2か所を回るまでの流れをまとめます。

西金沢駅から金沢駅まで、3分・220円

西金沢駅はIRいしかわ鉄道の駅で、金沢駅はとなりの駅です。距離は3.7km、乗車時間は約3分。運賃はきっぷもICも220円でした(記事執筆時点)。

駅の成り立ちは西金沢駅の110年に書きましたが、もともとは「野々市駅」として開業した駅です。金沢の中心部へ出る電車の、ひとつ手前の駅と考えるとわかりやすいかもしれません。

石川線の沿線から来る人向けには、にしかねきっぷ(石川線・IR西金マル得きっぷ)というデジタル限定の乗車券があります。北陸鉄道の案内では、指定の石川線各駅〜新西金沢駅と、IRの西金沢駅〜金沢駅の電車が、利用開始から8時間乗り放題になるとされています。購入は金沢市のMaaSアプリ「のりまっし金沢」で、駅では販売していません。

にしかねきっぷの価格は、今回の調べでは確認できていません。購入前にのりまっし金沢でご確認ください。

金沢駅東口7番のりばから周遊バスへ

金沢駅に着いたら、兼六園口(東口)のバスターミナルへ。城下まち金沢周遊バスが7番のりばから出ています。回る方向の違う2つのルートがあります。

右回り(RL)左回り(LL)
先に回るところひがし茶屋街 → 兼六園・金沢城 → 21世紀美術館近江町市場 → 長町武家屋敷 → にし茶屋街・寺町 → 21世紀美術館
運行時間8時30分〜18時00分8時38分〜17時58分
間隔約15分約20分
運賃おとな220円 / こども110円おとな220円 / こども110円

運行時間と運賃は、北陸鉄道が2026年4月1日改正として案内しているものです。

ひがし茶屋街と兼六園なら、右回り

この2か所が目的なら、ひがし茶屋街を先に通る右回りが素直です。金沢市観光協会の半日モデルコースも、この順番で組まれています。

  1. 金沢駅東口7番のりばから右回りに乗り、約10分で「橋場町(ひがし・主計町茶屋街)」
  2. 歩いて約3分でひがし茶屋街。滞在は約1時間が目安
  3. 橋場町からふたたび右回りに乗り、約6分で「兼六園下・金沢城(石川門向い)」
  4. 歩いて約3分で兼六園。滞在は40〜60分が目安

兼六園の桂坂口から石川橋を渡れば、金沢城公園までは約1分。右回りはこのあと広坂・21世紀美術館、香林坊を通って金沢駅に戻るので、帰りもそのまま乗っていけます。

何回乗るかで、きっぷを決める

周遊バスは1回220円。金沢市内1日フリー乗車券(おとな800円・こども400円)も使えます。単純計算で、1日に4回以上乗るならフリー乗車券のほうが安くなります。

  • 駅 → 橋場町 → 兼六園下 → 駅 の3回だけなら、都度払いで660円
  • 21世紀美術館や近江町市場にも寄って4回以上乗るなら、フリー乗車券

観光案内のサイトには、改定前の運賃やのりば番号が残っているものもあります。迷ったら、運行している北陸鉄道の案内を基準にするのが安心です。

帰りの時間だけは気にしておく

周遊バスの終発は、右回りが18時00分、左回りが17時58分です。夕方までゆっくりしていると乗り逃すので、帰りの時刻は先に見ておきましょう。

金沢駅まで戻れば、西金沢まではまた3分。石川線に乗り換えて逆方向に向かえば、白山のふもとの鶴来にも行けます。そちらは西金沢は白山への玄関口で紹介しています。

運賃・運行時間は記事執筆時点(2026年9月)に確認したものです。おでかけ前にご確認ください。

参考